坪田音楽教室 主宰
坪田 裕子Hiroko Tsubota
武蔵野音楽大学ピアノ科卒。
中学校、高等学校教員免許取得。
卒業後は2年に1度みなとみらい小ホール、県民小ホールにてコンサートを行っています。
また、指導するためには自分自身も常に勉強をしなくてはという思いで現在もレッスンを受け続けています。
2018年、2019年にはウイーン国立音楽大アヴォ・クユムジャン氏のマスタークラス受講、修了コンサート出演。
4歳からピアノを始めました。とても素敵な先生でしたが昔のピアノのレッスンでありがちな間違えないで弾けたらまるがもらえるというものでした。それでもピアノが楽しくて一人でよく練習しました。
幼稚園のお遊戯会で人形劇の伴奏をして人前で演奏する楽しさを味わいました。曲はブルクミュラーの貴婦人の乗馬です。
しかし、卒園してから小学6年までは良い先生にめぐり会えず相変わらず間違えないで弾けたらその曲は終わりというレッスンでしたから、当然指づかいや手の形、指の形、脱力の仕方などを詳しく教えてはもらえませんでした。次第にピアノを練習するのが苦痛になりました。
しかし、中学1年になった時にやっといろいろなことを教えてくださるT先生に出会いピアノを弾く楽しさがよみがえってきました。
そして音大受験を真剣に考えるようになり、高校2年の夏T先生の同級生であるK先生のレッスンを受けるようになりました。大学教授のレッスンですからそれはとても厳しいものでした。
小学校6年間ピアノ演奏に必要なことを何一つ教わっていなかったのでカルチャーショックを受けました。毎週毎週叱られてばかりでしたがピアノが大好きという気持ちは変わっていなかったので、はじめからやり直そうと毎日猛練習しました。無事大学に合格したときは本当にうれしくて、ピアノを続けていて本当に良かったと思いました。
そのときの大変な思いから、小さなお子さまや大人の方も導入期のレッスンはとても重要なことと考えています。
ピアノを弾くのに必要な基礎知識を覚えること、自分の弾いている音に耳を傾けること、想像力を豊かにし表現できるようになること、そして一人一人の個性を大切にレッスンを行っています。